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就活に役立つ企業用語【会社・組織編】

売上高とは

売上高の企業の仕事量を示すもので、「年商何億円」など、表示されます。
一定期間(通常1年)に、金額にしてどのくらいの商取引があったかを示したもので、この数字が大きければ大きいほど、企業活動の規模は大きいと言えます。

ただし、売上高を比較する場合は、同一業種間でなければ意味がありません。
業種によって、同じ売り上げに到達するのに必要な経費(営業経費、原価など)に大きな差があるからです。

代表者とは

経営上の最高責任者で役職は「代表取締役社長」が一般的ですが、業種によっては、理事長、CEO、代表取締役頭取、代表理事組合長などがあります。
企業の風土はトップの考え方に影響されることが多いので、興味ある会社があれば、代表者についても調べてみましょう。

ちなみに「取締役」とは取締役会の構成員として、会社の業務執行に関する意思決定に参加する者で、株式会社では、株主総会で選任されます。

資本金とは

会社の運転資金として株主から集めた事業の「元手」となる金額のこと。
金融機関からの借入金とは違い、一度払い込まれれば返済の必要はありません。
一般的に設備や建物などに多額の資金を必要とするメーカーの方が資本金の額が大きくなります。

上場会社とは

株式などの証券が株式市場で売買されるようになることを上場といい、自社の株式を証券取引所などに上場している会社を上場会社と呼びます。
証券取引所には、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・ジャスダックの6市場があり、そのうち、東京・大阪・名古屋の証券取引所では、株式市場を市場第1部と第2部に分けています。

第1部の方が審査が厳しく、これらの市場に新規に上場される場合、原則として第2部に上場され、その後一定の基準を満たすと、取引所の審査を経て第1部に指定替えされます
そのほかにも株式市場には、東証マザーズと大証ヘラクレスなどがあり、成長性の高いベンチャー企業がこれらの市場から資本調達を行っています。

創業・設立

「創業」とは、その会社が事業を開始した時期のこと。会社として組織的な運営がなされていたかどうかには関係なく、その会社の原点がどの時期にあるのかを示します。
一方、設立は、その会社が会社法上の設立登記を行い、法人としてスタートした時期を示します。
歴史ある会社は、長い歴史の中で、幾多の試練を乗り越えてきた、腰の強い企業であると判断できます。
逆に知名度の割に新しい会社なら、急成長してできた会社であると類推できます。

従業員・社員数

「従業員数」には、嘱託社員、契約社員、アルバイト、パートタイマーなど正社員以外の社員が含まれます。
「社員数」は、これらの非正規之社員を除いた正社員の数を示します。
百貨店やスーパーなどの流通業界では、販売の最前線においてパートやアルバイト社員を活用する割合が高い。全従業員に対する正社員の数は3分の1程度にすぎない会社があります。