このページでは、ユーキャンで薬剤師資格を取りたかったあなたにぜひ知ってほしい。
薬剤師の代わりとなる資格講座があるということを紹介していきます!
「給料も良くて、ワークライフバランスもとりやすい」
薬剤師って、条件的にもかなり優れた職業ですよね。
きっとこのページを見ているあなたも、「私も薬剤師資格を取りたい!」と思って、最初はユーキャンなどの通信講座を調べたのではないかと思います。
しかし、残念ながら「ユーキャンの薬剤師講座」というものはありません。
薬剤師資格は「6年制大学の薬学部卒」でなければ、資格を取ることができないからです。
では、もう諦めるしかないのか?
いいえ、実は未経験からでも取得できる、薬剤師そっくりの資格が存在するんです。
- それが「登録販売者」という資格。
まだ聞き馴染みのない人も多い資格だと思います。
ということでこのページでは、ユーキャンで薬剤師資格がない代わりに、なぜ登録販売者資格が有効なのかについて分かりやすく解説していきます。
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そもそも薬剤師資格をとるには?

なぜユーキャンに薬剤師講座がないのか?
結論からいえば、そもそも薬剤師資格を取るには、「6年制大学の薬学部」を卒業することが受験資格として定められているからです。
なので、もし社会人から薬剤師の資格を取得しようとすると、大学から入りなおさなければなりません。
どう考えても、ハードルが高いですよね…(笑)
なので、ユーキャンにも「薬剤師講座」というものは存在していません。
では、今回なぜユーキャンで薬剤師資格を取ろうとしたあなたに、「登録販売者」をおすすめするのか?
それは「登録販売者」が「薬剤師の代わりとして」新たに作られた資格だからです。
2021年現在、薬剤師は不足。代わりに生まれたのが「登録販売者」
2021年現在、薬剤師はいまだ地域によってその数に差があり、数が不足しているとされています。
高齢社会である日本は、薬局やドラッグストアといった店が増え続けているのもその一因です。
そんな中、2009年に薬剤師不足解消のために新設された仕事が「登録販売者」です。
なので、「薬剤師」と「登録販売者」が似た仕事であるというのは、ある意味で当然の流れともいえますね。
なぜ、登録販売者資格がおすすめなのか?

今回私が、薬剤師の代わりに登録販売者資格をおすすめする理由は3つあります。
【登録販売者がおすすめな理由】
- 実質的に「国家資格」として扱われるから
- ワークライフバランスの優れた職場に就職しやすいから
- 就職活動で、かなり有利に立てる資格だから
おすすめ理由①:実質的に「国家資格」として扱われるから
登録販売者資格の大きな強みは何か。
それは、未経験から取れる医療系資格で、唯一「実質的な国家資格」として扱われる点です。
もっと正確に区分するなら、『国家資格に近い公的資格』というのが正しい区分ですが、ややこしいので細かい説明は下の欄にまとめています。
この「登録販売者資格」は資格の力が強いので、持っていればシンプルに就職に有利な立場に立つことができるのです。
「薬剤師資格」も国家資格なので、区分としても近い立ち位置にあります。
未経験から取得できるユーキャンの医療系資格の中では、もっとも資格の力があるといえるでしょう。
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【登録販売者資格の定義について】
【登録販売者を『実質的な国家資格』とする理由】
- 平成23年総務省発表の国の資格一覧内にて、厚生労働省管轄の資格として記載有り
- 令和2年現在、厚生労働省HP上にて、登録販売者制度に関する記載あり。
- 試験概要発表・実施などの管轄は、各都道府県の「薬務課」である。
- 登録販売者は、都道府県が主体となっている。
参考:総務省HP 厚生労働省HP 東京都保健福祉局HPより
一般的には、
- 国家資格→「国が認めた資格」
- 公的資格→「都道府県が認めた資格」
とされます。
しかし、「登録販売者」の場合、『国が認めた資格なのに、都道府県が主体になって行っている』という特殊な区分なのです。
加えて、そもそも国家資格は明確に定義がありません。
ですが、正直そこまで大真面目に区分する人も少なく、一般的には
- 「国が認めている以上は国家資格」
と認知されることの方が多いのが実情。
以上の根拠と実情を見て、ここでは「実質的な国家資格」として定義しておきます。
おすすめ理由②:ワークライフバランスの優れた職場に就職しやすいから

おすすめ理由の2つめは、ワークライフバランスの優れた職場に就職しやすいからという理由です。
あなたが薬剤師資格を取ろうと思った理由の中には、例えば、
- 「家庭と無理なく両立できる仕事がしたい」
- 「給料の安定した仕事に就きたい」
- 「9:00~18:00で残業のない仕事に就きたい」
など、いわゆる「働きやすい職場」を探して資格取得を考えた人も多いのではないでしょうか?
そういった方には「登録販売者」の資格取得はおすすめです。
登録販売者の資格を持っていても、「薬局事務」や「医療事務」として働くことが可能です。
ただしその場合事務職メインになるので、「登録販売者として医薬品販売にガッツリ関わりたい」という場合は、ドラッグストアやスーパーなどで働くことになります。
さすがに給料に関しては薬剤師と少し開きは出ますが、働きやすい職場へ転職するためにユーキャンで薬剤師資格を取ろうと考えていた人には、登録販売者はおすすめの資格です。
おすすめ理由③:就職活動で、かなり有利に立てる資格だから

3つめの理由は、就職活動で、かなり有利に立てる資格であるという点です。
この3つめの理由は、①と②の理由にも関連してくるものです。
「薬剤師資格や登録販売者資格を取ろう」と考える人は、どちらかといえば女性がメイン。特に就活や仕事復帰に備えて資格を取るという人が多いと思います。
その時にまっさきに名前が挙がるのが、医療系資格。
「医療事務」「調剤事務」「登録販売者」「薬剤師」あとは「歯科助手」ですね。
よく「医療事務」「調剤事務」「歯科助手」は名前を聞きますが、これらは「民間資格」。
資格の名前でアピールが難しいので、面接でどうしても評価されにくい部分があります。
そんな中、あなたが登録販売者資格を持っていたらどうでしょう?
国家資格に近い資格である分、登録販売者資格を持っているあなたの方が圧倒的に評価されますよね。
例として、先ほど挙げた働きやすい職場である「調剤事務」のイスを争う場合、
「調剤事務資格」VS「登録販売者資格」
資格での評価でいえば、「登録販売者資格」が勝ります。
「ユーキャンに薬剤師資格がない!じゃあ代わりの資格を取りたいけど、どれが良いか分からない」
ということなら、せっかく取得するなら「医療事務」などの民間資格よりも「登録販売者資格」をおすすめします。
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登録販売者はどんな仕事?

登録販売者は、2009年に「薬剤師の不足を補う」ということを目的に新設された職業。
仕事はシンプルに医薬品の販売を行うことです。
知っている方もいるかもしれませんが、医薬品には「第1種医薬品~第3種医薬品」までが存在します。
このうち、登録販売者が販売できるのは「第2種医薬品」「第3種医薬品」です。
【医薬品の分類例】
第1種医薬品 | ・『ガスター10』 ・『ロキソニンS』など |
---|---|
第2種医薬品 | ・『バファリンA』 ・『求心』など |
第3種医薬品 | ・『アリナミン』 ・『ハイチオールC』 |
医療系資格だけど、働ける場所も幅広い!
登録販売者が就職しやすいもう一つの理由として、「働ける場所の多さ」というのも挙げられます。
従来の薬局やドラッグストアに加えて、最近ではスーパーやコンビニでも医薬品の販売が可能になりましたよね。
そのため医療系資格でありながら、登録販売者はスーパーやコンビニも就職場所になる珍しい資格なのです。
なので、持っていればイザという時でも就職口に困りにくくなるというのは、大きなメリットといえるでしょう。
他にも健康食品の会社や介護施設など、資格の活かし方は幅広くあります。
おすすめの働き方と給与に関して
おすすめの職場は、ワークライフバランスを重視するなら薬局がおすすめです。
薬局の勤務時間は基本的に9:00~18:00。
普段は残業も少なく勤務時間が安定していているので、働きやすい職場としてよく名前が挙がる場所です。
求人は「調剤事務」という名前で出されることもあるので、「登録販売者」の名前だけでなく、そちらも見逃さないようにしておきましょう。
ただ、薬局には当然「薬剤師」がいるので、仕事としては事務作業のほうがメインになることが予想されます。
「登録販売者としてのやりがいを重視したい」という方は、スーパーやコンビニがおすすめです。
ちなみに、登録販売者の収入に関しては以下のとおりです
【登録販売者の平均収入】
正社員 | 月収20万ほど |
---|---|
アルバイト・パート | 時給900円~1,200円 |
派遣社員 | 時給1,200円前後 |
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登録販売者試験・合格率について

登録販売者になるには、次の3ステップを踏む必要があります。
【登録販売者になるには】
- 登録販売者試験に合格する。
- 勤務先の都道府県で「販売従事登録」を行う
- 実務条件を満たして、「実務従事証明」をもらう
登録販売者試験の概要・合格率について
【登録販売者試験の概要・合格率について】
試験日 | 例年8月~12月 ただし、都道府県によって異なる |
---|---|
受験資格 | 特になし |
問題数 | 120問・全5項目 |
問題形式 | マークシート形式 |
合格ボーダー | 全体で正解率70%以上 なおかつ5項目それぞれ、4割以上の正解率があること |
合格率 | 全国兵器43.4% 合格率は都道府県によって異なる |
都道府県によって、試験日や合格率が異なる
登録販売者試験は、特殊な点があります。
それは、都道府県ごとに試験日や合格率が変わってくるということです。
なので試験を受ける場合は、自分の都道府県の試験日がいつなのか確認し忘れないようにしましょう。
ちなみに受験回数や都道府県の制限はないので、
- 「他県での受験」
- 「複数の県で受験」
といった手段で合格を勝ち取るという人も、中にはいます。
ここでは令和元年度の合格率を一部紹介します。
気になる方は、以下のリンクからお住いの都道府県の合格率について調べてみてください。
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【令和元年度 登録販売者試験合格者数】
都道府県 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
北海道 | 2,085名 | 1,340名 | 64.3% |
宮城県 | 1,292名 | 800名 | 61.9% |
東京都 | 5,126名 | 1,334名 | 26.0% |
愛知県 | 2,874名 | 1,392名 | 48.4% |
広島県 | 920名 | 429名 | 46.6% |
福岡県 | 4,459名 | 1,970名 | 44.2% |
関西広域連合 | 9.713名 | 5,711名 | 58.8% |
※「関西広域連合」に含まれるのは「大阪府」「京都府」「滋賀県」「兵庫県」「和歌山県」「徳島県」
登録販売者として働くには実務経験が必要

試験に合格したあとは、登録販売者として働くための実務経験を満たすことになります。
とはいっても難しいことをするのではなく、普通に薬局やドラッグストアに就職して働くことで実務要件は満たせます。
ようは、登録販売者として独り立ちする前の「研修期間」とも捉えられます。
【登録販売者の実務条件】
- 直近5年以内に通算24カ月分の実務経験があること。
- 月に80時間以上勤務していること。
ですので事前に実務経験がない場合は、『資格取得→就職→実務条件を満たしていく』という流れが最も一般的です。
月に80時間と聞くと長く感じますが、
- 1日5時間×週に4日勤務=1週間に20時間勤務
- 週20時間×4週=月に80時間
といった計算で達成できるので、そこまで難しく考える必要はありません。
ユーキャンの登録販売者講座について

ユーキャンの登録販売者は、『現役登録販売者がおすすめする登録販売者講座』に2年連続1位に選ばれた人気の講座です。

ユーキャンの登録販売者講座なら、安心のカリキュラムに沿って勉強するだけで、迷うことなく効率的に試験のポイントを押さえた学習ができます。
登録販売者試験の合格のコツは、すべて丸暗記するのではなく、頻出のポイントを絞って学習することと言われています。
内容も医薬品に関することなので、一人では学習は難しいですよね。
そんな中、ユーキャンの登録販売者講座で合格した人から多く聞かれたのが、「ポイントを絞ったテキストが分かりやすい!」との声。
実績十分で、ポイントを絞った安心のカリキュラムで学べるのが、「ユーキャンの登録販売者講座」の大きな強みといえるでしょう。
ユーキャンの登録販売者講座の費用について
一括払い | 49,000円(税込み) |
---|---|
分割払い | 3,800円×13回 |
分割払い総額 | 49,400円 |
標準学習期間 | 8カ月 |
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まとめ

以上が、ユーキャンで薬剤師資格を取りたかった人に知ってほしい「登録販売者資格」についての解説でした。
最後にもう一度ポイントをまとめると、次のようになります。
【登録販売者のポイント】
- ユーキャンに薬剤師講座はないが、代わりになるのが「登録販売者講座」
- 「登録販売者」は実質的な国家資格、資格の力も強い!
- ワークライフバランスを重視した働き方も可能。
- 資格試験は都道府県によって、日程と合格率が変わる。
- 資格を取ったら、働きながら実務経験を積もう!
「薬剤師になりたいけど、ユーキャンで薬剤師講座がなかったから諦めしかないかも…」
あなたがもしそう思いかけていたなら、一度踏みとどまって「登録販売者」という資格について知ってもらえれば幸いです。
特に、
- 「就職を有利にしたい」
- 「少しでも好条件で働きたい」
と思って薬剤師資格を取ろうと思っていたならば、「登録販売者」はあなたの希望を満たしてくれる可能性のある資格です。
ぜひ、あなたにとって働きやすい仕事への就職を実現するために、まずは無料の資料請求からでもアクションを起こしてみてください。
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