自社サイトを作る
自社のサイトを作ればどのような感じのお店なのかを事前に伝えることが着たり、サイト経由で人をお客さんを呼ぶことも可能です。サイトの内容は「自分の自己紹介」から「会社の概要」「経営理念」など、一般的な企業でもあるようなものを用意すればいいでしょう。
さらに言えばブログを使うことで、かなり効率的に集客することも可能です。


例えばネイルサロンなら、爪の悩みを解決できるような内容のブログを書けば、ヤフーやグーグルを使って爪の悩みを持った人が、あなたのブログにたどり着きます。
ブログの内容が良くて悩みを解決できるようなものであれば、友人に紹介したり、ツイッターやフェイスブックを利用していろいろな人に広まっていくことでしょう。
そうすれば、あなたのお店のことが世間に認知されますし、「これだけ詳しいことを書ける人なら、実力も相当なはずだ」とあなた自身への信頼も自然に高まります。
こうなれば後は自然とお客さんが集まってくるでしょう。
これがウェブから集客方法です。
ネイルサロンを開店すれば、それなりにお金がかかりますので、お客さんにきてもらわなければ話になりません。
最近ではサイトやブログは専門知識がない一般人でも簡単に作ることができるので、これを機に作ってみるのはどうでしょうか?
当サイトのようなサイトも、実は専門知識など全く必要なく作っているんですよ。
サイトを作るときに必要なもの
自社のホームページを作るときに必要なものは、「独自ドメイン」「有料のレンタルサーバー」です。
独自ドメインは「URL」のことです。当サイトで言えば「www.39-nailsalon.com/」のことです。
独自ドメインは年間800円~1,000円ぐらいで取得することができます。
「自社の名前.com」のように、なるべくあなたのネイルサロンのURLだと分かりやすいものを取得しましょう。
有料レンタルサーバーは、Webサイトを作るのに必要です。
文字や写真をWeb上に残しておくには、どこかに保存しておかなければいけませんが、その保存場所がレンタルサーバーというわけです。月額料金500円~1,000円ぐらいのサーバーなら、特に問題なくサイトを運営していくことができます。
500円以下だと、何かと不具合が多くなってしまうので、500円以上は使いたいところです。
独自ドメインの取得の方法やレンタルサーバーを選び方などは以下のサイトに詳しく紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考サイト:有料レンタルサーバー比較
ディスプレイを工夫
ネイルサロンを自宅で開業する場合、特に注意しないといけないのは、玄関から接客するお部屋までの導線です。
この導線に「生活感がプンプンするような演出は絶対にタブー」です。
玄関に子供さんの遊び道具やご主人のキャディーバックが置いてあったりしないように、シンプルにします、
接客するお部屋も同じ。
室内に仕事に必要なモノ以外は置かないようにします。
室内は暗くならないように、生活臭が漂わないようにアロマなどで演出することも必要。
そして、ネイルサロンでの商品販売の割合はさほど高くありませんが、物販に結びつけるためにもお客様の目につきやすい場所に商品を陳列します。(施術台の周り、レジ回り、ウェイティングコーナーなど)
ディスプレイの棚の高さは「見やすい」「さわりやすい」「戻しやすい」位置が基本です。
(高さ約70㎝~130㎝)
カラーサンプルやアートサンプルは、お客様に説明しやすいように施術台の近くに置きますが、施術の際にじゃまにならないようにスタンドなどを利用するとよいでしょう。
お店のコンセプトやインテリアに合ったディスプレイをしましょう。
季節感が出るように心がけましょう。
販促ツール
店をオープンしたては知名度もないので、集客に苦労します。
ネイルサロンの経営を軌道に乗せるには、積極的に親戚や友人、同窓生など、少しでも人脈がありそうな所に出かけていきブランドを高める工夫を。
ネイルサロンの存在をアピールする販促ツール
ネイルサロンのお客様のほとんどは、リピーターだといわれています。
そんな固定客をいち早くつかむためにも、オープンを知らせるDMやチラシは必ず用意しましょう。
DMやチラシは自分で手作りすることもできますが、資金に余裕がある場合はプロのデザイナーに依頼しても良いでしょう。
郵送やポスティング、駅前、店頭で配るなどして、少しでも多くの人にお店の存在をアピールしましょう。
最近では広告手段としてホ-ムページやブログを利用する人が増えています。
ソフトを使えば自分でも作ることができますし、アートサンプルなどを載せて得意ジャンルをアピールすることもできます。
チラシはターゲット層を絞った配布方法を考えましょう。
知人のお店においてもらうなど、複数の設置場所をつくります。
DMはキャンペーンやセールのお知らせなど固定客に定期的に郵送します。
お友達の紹介キャンペーンなどを告知し、口コミ効果を狙います。
ホームページはネイルサロン検索サイトやショップポータルサイトなどに数多く登録し、リンクを貼ってもらいます。
キーワードを意識して載せます。
得意分野をアピールします。
サロンセンスb
お客様はさまざまな要望を持ってネイルサロンを訪れます。
それに臨機応変に対応していくためには、充実したメニュー構成や正しい知識、そしてお客様に対する施術者のセンスや心配りが重要になってきます。
お客様が持つ要望例
●持ちをよくしたい
●弱い爪を強くしたい
●生活に支障のないデザイン
●ホームケアを楽にしたい
●小さい爪をきれいに見せたい
●短時間で施術してほしい
●自分に似合うデザインを提案してほしい など
ネイルケア基本の知識


爪の形
◆スクエア
先端をまっすぐ整えた形。折れにくいが、角がひっかかり欠ける場合もある。
◆スクエアオフ
スクエアの角を取った形。比較的強度があり、指が細長く見える。
◆ラウンド
先端は円周の一部のようなカーブを描き、角がない形。
◆ポイント
ラウンドをもっとシャープにした形。優雅だが、強度はあまりない。
アートの種類
◆フレンチ
フリーエッジとネイルベッドを塗り分けたアート。シンプルで上品な、幅広く指示されるアート
◆シボレー
フレンチのスマイルラインをラウンドせず、山形にしたパターン。
フレンチよりややシャープな印象。
◆グラデーション
先端から何段階かに分けて色を重ね、グラデーションにしたネイル。ラメを使用することも。
◆ストーンアート
ラインストーンやブリオンなどを並べたアート。華やかで、若い女性を中心に人気がある。
◆フラットアート
アクリル絵の具で着色するアート。表面がフラットで、乾きも早い。
エアブラシを用いることも。
◆エンボスアート
アクリルパウダーを用いて、立体のモチーフを描く。ペイントでは出せないリアルな立体感 が人気。
【基本メニュー例】
●ケアカラー
●ネイルアート
●アクリル
●ジェル
●フットケア
●アイラッシュ
【お客様への心配りプラスαの満足を提案】
◆カラーバリエーションを増やす
アイテムのカラーバリエーションは多ければ多いほどいいでしょう。
いくつかのメーカーのものを揃えておけばお客様の好みだけでなく、爪質などにも細かく対応できます。
◆オプションメニューの同時施術
ネイルだけでなく、フット、アイラッシュなどのオプションメニューを積極的に導入するのもおすすめ。
同時施術ができれば大幅な短縮にもなり、客単価が上がります。
◆わかりやすく説明する
専門用語を多用しすぎるのも問題。きちんと説明しているつもりでもお客様に伝わっていないことも。
お客様の立場にたって考えてみることも大切です。
◆営業時間を延ばす
仕事帰りに立ち寄れるように遅くまで営業するなど、客層によって営業時間を調整しましょう。
また、アポなしのお客様を断らないなどの工夫も必要です。
トラブル対策
ネイルサロン開店後、お客様とトラブルにならないために最低限の取り決めをしておきましょう。
お客様とのトラブルやクレーム処理には、積極的に解決にあたる努力をしましょう。
結果次第では、固定客になってくれる可能性を秘めていますので、誠心誠意のクレーム処理をすること。
法的な問題が発生すれば、弁護士への依頼も必要となってきます。
こんなトラブル・クレームには
たとえば
「消毒の徹底」
施術を行う前には自分の手をエタノール消毒すること。
また施術ごとのアイテム消毒を徹底(ニッパー、はさみ、ピンセットなど)テーブルや施術台を消毒することも忘れないようにします。
「お客様を傷つけた場合」
臨機応変な対応が必要ですが、けがに対する応急処置、またその程度によっては病院への付き添いをします。
幸い店内処置で済んだ場合は、責任者へ報告し、施術料を全額保証しますので請求しないように気をつけてください。
【クレーム対処法】
クレーム1
保証期間内ということを利用していつもお直しを要求するお客様に対しては?
謙虚な気持ちで、お客様の意見をじっくり伺います。
どのような点が不具合なのかを確認します。担当のネイリストを替えてみたり、今後はカウンセリングの時間を長めにとって、想定外の不具合を互いに確認し合うことも大切。
さらにセルフケアについてのアドバイスも普段以上に丁寧にお伝えしましょう。
クレーム2
いつも希望の時間に予約が取れないとお怒り。
施術内容によって次回のご来店時期を促し、お帰りの際にご予約をおとりいただくようにします。
その際サロン運営上、予約の取りにくい時間帯や曜日等を把握しておきます。
クレーム3
手と足を同時にネイリスト2人で施術したところ、出来上がりに差があると・・・。
お時間が許されるなら、やり直しをご提案することが礼儀でしょう。
ひとりのお客様を複数のスタッフで担当する際は、施術内容をお客様を含めて詳しく確認することが たいせつです。
施術中のネイルコンディションによるプロセス変更については、そのつど、お客様にご相談しながら進めるようにしたいものです。
特に追加施術による料金アップについては、前もって了解を得てから施術することが常識です。
クレーム4
日光アレルギーとは知らずにUVライトを当てたことで、アレルギー反応が出てしまった。事前カウンセリングで情報収集をすることが大切です。特殊な用具や溶剤を使用する施術については、トラブルを想定した案内が重要。
アレルギーの方には医師からの了承をいただいた上での施術をおすすめしましょう。
このようなお客様に対しては、UVをシャットダウンできるグローブを導入したサロンもあります。
また施術後の症状によっては、医師への受診を促すことも必要です。