「NGOスタッフとして働いてみたい。でも、どうやってNGOに入るのか分からない」
「NGOとして働くために、今すぐ始めるべき準備について知りたい」
そんなあなたのために、このページではNGOスタッフになるための方法。
そして、NGOになるために今すぐ始めるべき準備についてご紹介します!
このページのポイントは次のとおりです。
【このページの内容まとめ】
- NGOに就職するなら、『PARTNER』や『JANIC』といったNGOの人材サービスを利用する。
- NGOになるには「大卒以上の学歴」「社会人経験」「英語力」の3つが必要
- まず始めるべきは「英語力」を磨くこと。
- おすすめの英語力の指標は『TOEIC』。初心者は600点台を目指そう!
- 初心者におすすめのTOEIC対策は、「ユーキャンのTOEIC(R)テスト講座」!
以下の内容では、NGOスタッフの活動内容や給料のデータ。
NGOとして働く準備におすすめの『TOEIC』と『ユーキャンのTOEIC講座』の詳細について紹介しています。
興味のある方は、ご一読ください。
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NGOスタッフの仕事について

NGOとNPOの違いって?
そもそもNGOとはどんな団体か?
答えは、「国際的に活動する、利益を目的としないボランティア団体」の総称です。
【NGOとNPOの定義の違い】
- NGO
「Non Govermental Organization(非政府組織)」の略称。政府ではなく民間が組織した団体のこと。 - NPO
「Non Profit Organization(非営利組織)」の略称。利益を追求することを目的とせずに組織された団体のこと。
実はこの二つの言葉が差す団体は、それほど明確な違いはありません。
「NGO」も「NPO」もボランティアや人助けを行う団体で、明確に利益を求めていないという点も共通しています。
ですが、日本では分かりやすくするため一般的に、
- NGO→国際的な開発、貧困、紛争などの問題に取り組む団体。
- NPO→国内の子育て、災害、地域などの問題に取り組む団体。
という感じで区別されています。
主なNGO団体

●アムネスティ・インターナショナル
1961年発足の世界最大のNGO団体。
人権保護・難民の救済や保護・死刑制度廃止など活動範囲は幅広い。

●グリーンピース・ジャパン
世界的な環境保護と平和を目的として活動する団体。本部はオランダのアムステルダム。

●JVC(日本国際ボランティアセンター)
アジア・アフリカ・中東などを活動範囲として地域開発や人道支援を行っている。
海外だけにとどまらず日本においても震災被災地の支援の活動実績もある。

●セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
世界120カ国の規模で活動する、子ども支援のNGO団体。
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日本のNGO団体についての現状

活動地域
日本のNGO団体の活動地域で最も多いのは、同じアジア諸国の国々です。
具体例はフィリピン・カンボジア・ネパール・タイなど。
地理的にも歴史的にも昔から結びつきが強いといった理由から、アジア圏内での活動が最も盛んになっています。
【日本のNGO団体の活動地域とその割合】
活動地域 | 活動数 (有効回答:749) | 割合 |
アジア諸国 | 510 | 68% |
アフリカ | 119 | 16% |
中東 | 37 | 5% |
中南米 | 35 | 5% |
欧州 | 26 | 3% |
太平洋 | 18 | 2% |
北米 | 4 | 1%未満 |
※回答団体数430・有効回答数749。ただし同団体による複数回答含む。
出典:『NGOデータブック2016 数字で見る日本のNGO』より
活動対象と分野
また、活動地域だけでなく、活動対象とその内容についても傾向があります。
【日本のNGO活動における活動対象とその割合】
活動対象 | 割合 |
子ども | 28.5% |
女性 | 21.5% |
少数民族 | 13.4% |
被災者 | 10.0% |
障がい者 | 8.7% |
難民・国内避難民 | 6.1% |
在日外国人 | 5.7% |
被拘禁者 | 1.0% |
その他 | 5.1% |
活動対象として最も多かったのは「子ども」で全体の28.5%。
次いで多かったのが「女性」で21.5%。この時点で50%を占める結果になっています。
さらにその下には「少数民族(13.4%)」「被災者(10.0%)」と続きます。
【日本のNGOの活動分野とその割合】
活動分野 | 割合 |
教育・職業訓練 | 27.2% |
環境 | 19.9% |
農業・漁業・開発 | 15.0% |
保健医療 | 12.9% |
災害や飢餓 | 9.0% |
平和・政治 | 6.0% |
経済 | 5.8% |
人権 | 3.6% |
その他 | 0.5% |
活動分野として最も多いのは「教育・職業訓練」で27.2%。
特に、日本のNGOは「子どもを対象とした教育」の分野に力を入れている団体が多い傾向にあります。
活動分野と対象のデータを総括すると、日本のNGO団体は「子ども」を対象とした活動が最も比重として多いという結果が分かります。
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NGOスタッフとして生活していくことは可能か?

NGOはその活動が利益を目的としていないだけに、給料に関するイメージがあまり湧かない職業です。
ですがもちろん、NGOスタッフを仕事として生活していくことは可能です!
【2017年時点のNGOスタッフの給料に関するデータ】
年齢層 | 平均年収 | 月収換算 |
20代 | 276万円 | 23万円 |
30代 | 326万円 | 27.1万円 |
40代 | 380万円 | 31.6万円 |
50代 | 392万円 | 32.6万円 |
60代 | 335万円 | 27.9万円 |
ご覧のように平均年収を月収換算してみても、一番低い20代でも23万円という数字。
生活していく上では問題ない数字が示されています。
この数字は一般企業と比較しても同程度の数字ですから、NGOスタッフとして生活していくことは十分に可能と言えるでしょう。
次に、活動しているスタッフを年齢・性別で見てみると、以下のような割合です。
【NGO有給スタッフの年代・性別による分類(全409名)】
年代 | 男性 | 女性 |
20代 | 26名 | 32名 |
30代 | 48名 | 123名 |
40代 | 41名 | 72名 |
50代 | 21名 | 29名 |
60代 | 11名 | 6名 |
最も人数が多い層は「30代女性」
全体的な傾向として、実は男性よりも女性の方が進出している職種であるということがうかがえます。
給料をもらいながら働くNGOスタッフは30代がもっとも多い現状となっています。
NGOになるなら、「大卒以上」の学歴が望ましい
続いて、学歴でも見ていきましょう。
【現職NGOスタッフの最終学歴】
大学卒 | 60% |
---|---|
国内大学院卒 | 15% |
海外大学院卒 | 18% |
高卒 | 0% |
以上の結果から、NGOスタッフとして仕事をしていこうと思うのであれば、少なくても「大学卒」以上の経歴は必須でしょう。
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NGOスタッフになるには?

NGOスタッフになるなら、NGO人材サービスを活用しよう
NGOの求人の探し方は、意外に通常の就職とあまり違いはありません。
NGOに就職するためには、人材サービスなどがありますのでそちらを使って就職するのが一般的です。
【NGOスタッフとして就職するために活用できるサービス】
- 『PARTNER』国際協力人材サイト
- JANIC
- 各NGO団体のSNSアカウントに登録する。
NGOの実態を調べたデータ「NGOセンサス2017」によると、現職員の大半が外部機関を使っての就職であるという結果が出ています。
NGOとして就職するには、チャンスが来たらモノにできるようにアンテナを張って求人を探すことが必要といえるでしょう。
NGOは中途採用がメイン。新卒はインターンを狙うべし。
NGOスタッフの求人に求められるものは主に3つの要素。
【NGOスタッフの求人に求められる3つの要素】
- 大卒以上の学歴
- 一定期間の仕事の実務経験
- 英語をはじめとした語学力
NGOスタッフの正社員求人は中途採用の方が圧倒的に数が多いです。
NGO団体は一般企業と違い利益のために活動をしていません。
そのため、どの団体も資金面は決して楽ではなく、新人教育に資金を割くというのがなかなか難しいのです。
ならば、新卒でNGOスタッフとして就職するのは不可能なのか?
そこでおすすめなのが「インターンシップ」。いわゆる「職業体験」です。
先ほど紹介した『PARTNER』でもインターンの求人情報が多数掲載されています。
NGOの実際の活動を直に経験できる貴重な機会ですから、興味のある方は積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。
NGOスタッフになるなら、まずは英語習得から!

もちろんですが、実務経験や学歴はすぐには手に入りません。
なので、もしあなたが「NGOスタッフになりたい!」と思うのであれば、真っ先に取り組めるのは 「英語の習得」です。
当たり前ですがNGOのほとんどの求人では、高度な英語力が求められます。
海外を舞台とする限りは、英語は必須と言っても過言ではありません。
英語力を身につけて証明するための尺度として、もっとも分かりやすく一般的なものは『TOEIC』です。
まずは『TOEIC 650点』を目指そう!
「TOEICを取るにしても、英語って自信が無いし、そもそも何点を目指せば良いの…?」
これまでTOEICを受験したことがないというのであれば、最初に目指すべきオススメの点数は650点です。
TOEIC650点とは、一般的に就活で企業から評価されるTOEICの得点ライン。
基準としては、
- 高校英語がひととおり理解できて、ある程度リスニングも可能なレベル
とされます。
【TOEICの点数とそれに応じた実力】
ランクと点数 | 実力 |
ランクA (860点) | Non-Nativeとして十分にコミュニケーションが取れる。 流ちょうに会話ができる。 |
ランクB (730点) | 通常会話は完全に理解できて業務でも問題なし。 言葉や文法の誤りはあるが、会話の上では支障ないレベル。 |
ランクC (470点) | 通常会話を何となく理解し、簡単な応答ができる。 複雑な会話のコミュニケーションは難しい。 |
TOEICの点数が650点あれば、もし仮にあなたが「NGOじゃなくて、別の企業に転職しようと思う」となった場合でも使い回しができるので、取得しておいて損はありません。
もちろんNGOとして働いていくのであれば、将来的には「ランクA」に到達する必要がありますが、最初からそれは不可能な話。
それに、TOEICは繰り返し受けて点数を上げていくテストなので、少しずつ点数を上げていくことが前提となっています。
あなたの今後の人生に幅広く使いまわせるという点でも、初めてTOEICを受けるなら、まずは「600点台」から目指すことをおすすめします!
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「一人で目標点数を達成できるか不安…」
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はじめてTOEICを受けるにしても、一人で語学の勉強を始めるとなると、「どの道筋で勉強を進めたら良いんだろう…?」といった部分は不安になりますよね。
もしあなたが、
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【ユーキャンのTOEIC講座の特徴】
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【レベルの目安】
講座コース | 対象となる基準レベル |
---|---|
初めて受けるTOEICコース | 英語の基礎から学びたい方 |
500点コース | TOEIC450点未満。 高校英語から復習したい方 |
650点コース | TOEIC450点以上の方 高校英語にもまあまあ自信のある方 英検準2~2級の実力の方 |
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ユーキャンの『TOEIC』講座のおすすめポイント

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ポイント②:カリキュラムに沿った学習ができるので、何を勉強すべきか迷わずに済む

TOEICは問題の出題形式やよく出る単語などに傾向があります。
そのため、ポイントを絞って学習することが重要になるのですが、初心者ですとそういった判断もつきづらいですよね。
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【※上記の月額は10回払いの場合の金額です】
同じ英語力を上げるためでも、1カ月で1万円近くかかる英会話教室などと比べれば、かなりコストは抑えて続けられます。
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『ユーキャンのTOEICテスト対策講座』の費用について

【入門コース・500点コースの場合】
一括払い(税込み) | 35,000円 |
---|---|
分割払い | 2,980円×12回 |
分割払い総額(税込み) | 35,760円 |
標準学習期間 | 3カ月 |
【650点コースの場合】
一括払い(税込み) | 39,000円 |
---|---|
分割払い | 3,980円×10回 |
分割払い総額(税込み) | 39,800円 |
標準学習期間 | 4カ月 |
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まとめ

以上がNGOスタッフになるための方法と、必要な英語力を磨くためにおすすめの講座についての紹介でした。
最後にもう一度ポイントをおさらいしておきましょう 。
【NGOスタッフになるためのポイント】
- NGOになるなら『PARTNER』や『JANIC』などのNGO人材サービスを利用する。
- NGOになるには「大卒以上の学歴」「社会人経験」「英語力」の3つが必要
- まず始めるべきは「英語力」を磨くこと。
- おすすめの英語力の指標は『TOEIC』。初心者は600点台を目指そう!
- 初心者におすすめのTOEIC対策は、『ユーキャンのTOEIC(R)テスト対策講座』!
NGOスタッフになるためには、「学歴」「職歴」「英語力」といった3つの要素が必要。
学歴と職歴はすぐに手に入るものではありませんが、英語力は勉強すれば身につけることができます。
そのことから考えても、NGOスタッフになるにはまず英語の勉強から始めるべきでしょう。
2021年現在はコロナウィルスの影響で海外に出向くことは難しいですが、だからこそ将来に向けて英語を準備しておく絶好のチャンスともいえます。
自分の将来に向けた準備ができるこの機会を逃すことなく、自分の夢への第一歩を踏み出してみてください。
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