子供から大人までピアノが弾けるようになりたい人にピアノを教えるのが仕事です。生徒の年齢、将来はプロを目指しているのかどうかで教え方もだいぶ違ってきますが、いずれにしても技術だけでなく、感性や表現力なども伸ばしていくような教え方をしなくてはいけません。楽器メーカーなどが経営する教室に講師として契約するか、個人で教室を開く方法があります。
収入と休みは?
既存の音楽教室と契約した場合、1日5~6時間、週3日のレッスンを突き4回受け持った場合として15万円~20万円ぐらい。個人で教室を開く場合は、もう少し増えそうですが、実力や知名度もモノをいうので、生徒をどれだけ確保できるかによる。
ピアノ教師になるには?
ピアノ教師の資格は国家資格ではないし、誰でも音楽講師を名乗ることはできるが、生徒に音楽を教えるのだから音楽大学失業はしておきたい。楽器メーカーなどが主宰する指導者検定試験があるので、そこで高い評価をもらっておけば、どこで働くにしても有利になります。今はピアノを教えるだけでなく、シンセサイザーなどの電子楽器を使うこともあるので、鍵盤をたたく技術だけでなく、電子楽器の操作なの扱いも慣れておくように。