テレビや映画、雑誌などが活躍の場。衣装に限らず小物、アクセサリー、食器、日用雑貨にいたるまでを状況に合わせてコーディネートするのが仕事。例えば、雑誌のファッションページの仕事なら、ショップから衣装や靴を借り、それに見合うアクセサリーや小物類を集めてくるなど、華やかな世界を陰で支えるスペシャリスト。個人や事務所に所属するか、タレントの専属として働く人もいる。時間的に不規則で、物を運んだり、撮影の合間の待ち時間など肉体労働も伴う。
収入と休みは?
駆け出しのころは時給換算すると、スーパーやコンビニのバイトより安い500円なんてことも。つまり目的の衣装なり、小物をいかに集められるかで時間対収入は変わってきます。また、専門の事務所に入っても月収は18万円くらい。ただし、実績を積んだり、得意アイデアを作ってセールスポイントを作ることで収入アップも期待できる。
スタイリストになるには?
忍耐と体力、センスが必要。基本的な技術を専門学校で身につけ、専門の事務所に入るか、すでに活躍しているスタイリストやカメラマンの助手として経験を積んでフリーになることも可能。華やかそうな食ですが、実は地味な仕事が多いです。何百着の謡く服にアイロンをかけたり、靴底にガムテープを貼ったり、ショップから服などを借りる交渉をしたり、とにかく忙しい。几帳面さ、交渉力、体力、人脈づくりなどが求められる。まさに好きでないとできない仕事のひとつ。