このページでは、ウエディングプランナーの仕事内容から学校情報、有効な資格について分かりやすくご紹介していきます!
人生において一大イベントである結婚式。人生の門出の日をお手伝いする仕事であり、ブライダル業界においても花型の仕事とも言われます。
- 「昔からブライダル業界に憧れがあった」
- 「将来人の幸せに貢献できる仕事情報が知りたい」
今回はそんな方々に向けて、ウェディングプランナーの仕事やどんな学校に行けばいいのかなどについて解説していきます!
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ウエディングプランナーってどんな仕事?

「華やかさ」と「体力勝負」な仕事!
「ウエディングプランナー」と聞いて、皆さんはどんな姿を思い浮かべるでしょうか?
「ビシッとスーツで決めて、カップルの希望を聞きながら結婚式の内容を決めていく」
ひょっとすればそんなイメージが頭によぎるかもしれませんね。事実、そのイメージは間違っていません。
結婚式づくりのプロとして、式を挙げるまでに必要な事柄に関する希望を聞きつつ、その実現に向けてアドバイスや実際の手配を行う。結婚式づくりの中心に立つ仕事。それがウエディングプランナーです。
人生最高の瞬間を彩る仕事とあって、人の幸せに貢献したいと考えている人にとっては、まさに魅力大!
でももちろん、仕事ですから華やかなだけではありません。
一度でも結婚式に出席したことのある人は分かるかもしれませんが、実は結婚式って非常にスケジュールが細かく設定されている催し事なんですよね。
なので、現場で働いているスタッフの行動は文字通り「分刻み」。実はかなりの体力勝負な仕事という一面もあります。
人の幸せに貢献するという大きな魅力の反面、そういった地道な一面もある仕事ということは理解しておきましょう。
ウエディングプランナーの具体的な仕事内容

ウエディングプランナーの仕事は大きく分けると、次の3つの段階に分けられます。
【ウエディングプランナーの仕事の3つの段階】
- 提案・新規営業業務
- 打ち合わせ・事前準備業務
- 当日の式運営
仕事①:提案・新規営業
ウエディングプランナーの仕事の第一段階。それは式場見学に訪れたカップルに対して、式場の案内や理想の式のイメージをヒアリングしながら、提案や説明を行うこと。
端的にいえば、「営業」をすることから始まります。
「えっ?営業するの?」なんて思う方もいるかもしれません。確かに、「営業」という言葉ってなんだかウエディングプランナーのイメージとあまり関わりがなさそうですよね。
しかし現実的な話をすれば、新郎新婦は、いわば式場にとって「お客様」。自分が勤める式場を選んでもらわない限りは仕事のしようもないのですから、そう考えると納得もしてもらえると思います。
この段階で求められてくるのは、「聞く力」と「提案力」。
- 「このカップルの希望はどういったものか?」
- 「なら、自分たちの式場ではどんなことをしてあげられるのか?」
などなど……。
式場の魅力と実現可能な事柄を十分に理解した上で、カップルが思い描く理想をより実現に近いイメージとして形作っていく。
そういったプレゼンをすることから、ウエディングプランナーの仕事は始まります。
仕事②:打ち合わせ・事前準備業務
自分たちの式場を選んでもらえたら、次は第二段階。新郎新婦との打ち合わせです。
おそらく、多くの人がウエディングプランナーと聞いてイメージする仕事がこの段階。
より詳細に希望をヒアリングしながら、予算・人数・式の雰囲気・ドレス・BGM・フラワーデザインなどなど……とにかくたくさん、決めることはあるのですが。(笑)
それを一つ一つしっかりヒアリングしつつ、その希望に合った側も提案をしながら内容を決めていきます。
おおよそ、式本番のの4カ月前くらいから打ち合わせのが始まります。打ち合わせ回数は平均4回。
そして決まった内容のものを手配したりスタッフへ指示出しを行います。
物事を効率よく進めていく力や、周りに対して的確に指示出しする能力などが求められてきます。
また、途中で要望の変更があった際の臨機応変な対応することなどが必要になってくるでしょう。
仕事③:当日の式運営
さて、ウエディングプランナーの仕事の第三段階。そして大一番でもある、当日の式運営です。
当日のウエディングプランナーの仕事は、まさに「司令塔」。
これまで準備してきたすべてが、この日に懸かっているわけですから、失敗の許されない場面です。
スケジュール通りに運営するために各セッティングの問題はないか、時間通りに式を始められそうか、式の途中で問題は発生してないか。とにかく式を滞りなく運営するためにあらゆる物事に気を配っていなければなりません。
その責任はプロの方でさえ、大きなプレッシャーがかかると語るほど。
しかし同時に、ウエディングプランナーの仕事において一番報われるのもこのシーンです。
感動的な結婚式の場面に関わることができるということ。新郎新婦や参列者の方々の幸せな顔を見ることができること。
そういった喜びに目頭が熱くなるというウエディングプランナーさんは少なくありません。
そして式が終わった後は、各事務作業を行って新郎新婦の方々の見送り。この時点でようやく、ウエディングプランナーの仕事は完了となります。
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ウエディングプランナーの休日・給与

【ウエディングプランナーの給与と働き方の傾向】
平均初任給 | 20万前後 |
勤務体制 | シフト制 |
休日 | 週休2日(平日休み) |
平均勤務時間 | 7時間半~8時間 |
ウエディングプランナーの平均初任給は20万円前後。一般企業とそれほど大差ない数字です。
勤務体制のメインはシフト制。
一日の平均勤務時間は、一般企業勤めのプランナーならば7時間半~8時間ほど。
休日は週休2日制。1カ月で計8日休みというところが多いです。
ちなみにウエディング業界において、一番仕事が多い曜日は土日。どうしても休日に式を執り行うという方が多いので、必然的に土日の休みは難しくなります。
ただ、繁忙期を除けば、年末年始休暇・夏季休暇・有給などを取得できるところは多く、休暇関係の制度は整っている会社が多い傾向があります。
福利厚生も期待できる職業!
もう一つ、ウエディング業界の会社で期待できるのは、福利厚生の面。
女性の方の人生設計において、結婚や出産・育児は切っても切り離せない話題かと思います。仕事はできる限り続けていきたいと考えている方も多いことでしょう。
そういった部分でブライダル業界は女性率の高い業界ということもあり、育休や産後復帰に関して制度が整っている企業が多い点がメリットと言えます。
その理由の一つに、女性としての「経験」はウエディングプランナーの仕事において大きな助けになるという点が挙げられます。
結婚式を挙げたいと考えている方の中には、すでにご懐妊されているという方も少なくありません。少なからず不安を抱えているかもしれない中で、育児明けや産後復帰したプランナーの方が相談に乗ってあげることができるのは、非常に安心感がありますよね。
会社としても、そうったプランナーが居てくれるというのは非常に助かるという面もあるようです。
ただ注意点としては、ウエディングプランナーの仕事は土日が休むことができないので、育児や子供の学校行事の部分とどう折り合いをつけるかは考える必要があります。
ウエディングプランナーになるには?

大学・専門学校を出るのが一番の早道!
ウエディングプランナーになるためには、特別資格が必要ということはありません。学歴も一応高卒以上からの募集がかけられていますから、高校卒業であれば志望することは可能です。
とはいえ、会社側としても業界に関する知識や技能を持った人材を求めているということは間違いありません。なので、出来る限り大学や専門学校を出た上で、ウエディングプランナーを目指すことをオススメします。
何より、焦って就職したところですぐにウエディングプランナーになれるわけでもありません。
先ほど説明したように、ウエディングプランナーは結婚式づくりプロ。
業界や仕事内容に関する豊富な知識と経験。加えて、一般常識やしっかりとしたマナーがなければ仕事になりません。
そう考えると、大学や専門学校で業界知識や一般常識を身につけた上で就職するほうが結局は近道となってくるでしょう。
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ブライダル業界で有名な専門学校はどこ?
四年制大学で学ぶ上では、特に大きな学部の縛りはありません。短大に関しては、観光関連の学部やブライダル関連のコースを設定している学校もあります。
- 「学部に関する幅広い知識を学びたい」→4年制大学や短大。
- 「業界の専門的な知識や技能を深く追求したい」→専門学校
といった選択方法になります。
ここでは、数ある学校の中からブライダル業界で有名な専門学校を二つ、例として紹介します。
上記のリンクから学校検索もできますので、そちらから自分に合った学校を探してみてはいかがでしょうか。
JTBトラベル&ホテルカレッジ(東京)
あの旅行会社で有名なJTBが創立した専門学校です。累計就職率99.9%という圧倒的な実績とJTBをはじめ、各業界の有名企業への就職も実現しています。
観光・ホテル業界はもちろんのこと、ブライダル・ウエディング分野のことも学ぶことが可能。JTBグループのコネクションを活かした各分野のプロによる実践的な学習ができるのは大きな強みですね。
大阪ブライダル専門学校(大阪)
大阪にある、ブライダル業界への多くの就職実績を残している専門学校です。ブライダルに特化している学校とあって、その設備やカリキュラムは非常に充実しています。
接客から実際の挙式のデモンストレーション、プロの方を招いて実際のブライダル業界の傾向についての座学など。実際の仕事にに則した本格的な技術と知識を学ぶことができます。
中でも驚きなのは、本物そっくりのチャペルやバンケットルーム、ドレスのフィッティング室までも完備していること!
学校で学びながら、本当に働いているような学校生活を送ることができるのが特徴です。
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ウエディングプランナーに役立つ資格
オススメ資格①:TOEIC

ウエディングプランナーの仕事において、役立つ可能性のある技能の一つが、英語力です。
国際結婚もメジャーになった昨今では、パートナーのどちらかが海外の方であるというケースも珍しくありません。
英語と聞くと、どうしても欧米の方をイメージしがちですが、中国や韓国の方とも英語があれば、ある程度コミュニケーション可能な場合があります。
業種こそ違いますが、以前私も接客業に従事していた頃に欧米の方からアジア圏の方まで、様々な国籍の方と英語で接客する機会がありました。
(ちなみに国際的な職場ということはなく、ごく一般的なお店です)
その経験を通じて実感したのは、「海外のお客様を相手にするということは、今や日常の光景なのだ」ということ。
その経験を踏まえると、ウエディングプランナーの仕事をしていて、海外のお客様を担当することは十分に有り得ます。
英語ならばどの企業でも歓迎されますし、TOEICなどの試験は受けて損になることは少ないのもメリット。
そう考えると、今の内から受験してみることは有効な手段の一つと言えるでしょう。
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オススメ資格②:フラワーデザイナー検定

ウエディングプランナーの仕事の上で役立つ資格としては、フラワーデザイナー検定も挙げられます。
ただ、先に断っておくと、こちらは民間資格なので取得したからといって就職が有利になるというわけではありません。
とはいうものの、もちろん結婚式と花というのは切っても切れない関係。ウエディングプランナーの仕事にもフラワーデザインに関する知識は大いに役立つことでしょう。
お客様の要望を聞きながら、花の知識を活かして的確な提案ができるとお客様からの信頼度もグッと上がることでしょう。それはすなわち、より良い仕事につながるはずです。
業務を行っていく上で役立つ資格として、取得を検討してみても良いかもしれません。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?人生に一度の晴れ舞台を彩る華やかさ、そしてその舞台を支える地道な厳しさのあるウエディングプランナー。
ここまでの説明をまとめると次の通りです。
【ウエディングプランナーのポイント】
- 華やかさと体力勝負の両面を持つ仕事!
- 就職にはまず、大学・専門学校を卒業すべし!
- 英語力・フラワーデザインは資格として有効。
この仕事をしていく上では、提案力やヒアリング力、そして現場を取りまとめる力といったものが必要になってきそうですね。ですがもちろん、それらは仕事や人生の経験において身につけていくもの。
まずは自分の将来のプランを見据えながら、しっかりとした職業選択をすることが一番重要なことと言えるでしょう。
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